パパに出来る事なんてあるのか?
パパに何ができるのか?
昨今、育児に参加するパパが増えてきたというが、
それでも、日本はまだまだ育児はママ中心になっている。
それもそうだ。
家事をするために家にいるのが多いのがママ。
出産するのもママ。
おっぱいをあげるのもママ。
必然的にママのほうが、育児の主体になってくる。
では、パパに何が出来るのか?
しかも、子どもが発達障害だったら?
ただでさえ、育児の苦手なパパが、
発達障害児の育児ってどうすればいいのか?
わからないだろう。
しかし、パパにしかできない事はたくさんあるのだ。
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情報収集
手続きや、検査、病院の選定。
毎日の育児に疲れているママには、
そこまで手が回らないのだ。
そこで、パパは、これからどんなことが必要になるのか、
インターネットでイロイロと情報収集を行う事がいい。
これからの手続き、どんな証明書が必要になるのか?
自治体にどんなサービスがあるのか?
自分が住んでいる自治体の発達支援センターはどこにあるのか?
あなたの空き時間を使って、調べよう。
そして、夫婦で今後の指針を話し合おう。
改善する方法を模索する
既に、医者に見てもらったり、心理士の方に相談した方は、
こんな事を言われなかっただろうか?
「発達障害は治りませんよ。
発達障害は個性ですから、どうやって付き合っていうくか考えましょう。」
全ての親は、このセリフでどん底に叩き落される。
親はすべからくこう思っているはずだ。
「医者に診せれば、治療する方法を教えてくれるはずだ。」
「どうすれば治るか、方向性だけでも、アドバイスをくれるはずだ。」
しかし、実際にはそんな事とは裏腹に、
「治りません。一生このままです。上手に付き合っていきましょう。」
発達障害を個性と言い換え、
「このままだけど、気にすんな。」と言われる。
しかし、絶望するのは、ママだけで良い。
あなたがパパなら、絶望せずに、
発達障害の症状が改善するための方法を模索するのだ。
発達障害は確かに『完治』は無理だが、
症状の改善は可能だ。
パパの役割は、医者や心理士の言葉を受けても、絶望せずに、
発達障害の症状を改善する方法を模索し続けなければならない。
信じて受け入れる。それがあなたの役割だ。
事実を冷静に受け止め、それを信じて受け入れるのが、
パパであるあなたの最初の役割だ。
実は身近にこんな人がいる。
そのママとはある程度交流があった。
その子も、他の子と違い、友達ができにくく、
上手く自分が思っていることを上手に伝えられずにいた。
うちの事を話すと、
「もしかしたら、うちの子も発達障害かも。
一度検査してみたほうがイイかもね。」
そして検査の結果、
『軽度の発達障害』と結果になった。
そのママは、ある程度覚悟はしていたようで、受け入れたのだが、
その現実を受け入れられなかったのは、パパだった。
その子の発達を促すため、僕の息子が通っている児童デイサービスに、
その子も通う事となったのだが、ひとつパパからダメ出しがあった。
ママ
「今度、児童デイサービスに通う事になったの。」
パパ
「そうなのか。やっぱり発達障害なんだな。」
ママ
「それでね、そこの児童デイサービスには、
送り迎えがあるから、○○日に迎えに来てくれるんだって。」
パパ
「送り迎えだって?うちの前にデイサービスの車を止めるのか?」
ママ
「そうよ。なんで?」
パパ
「通うための車はうちの前には止めないでくれ。」
ママ
「なんでよ!」
パパ
「周りには俺の知り合いがたくさんいるんだ。
うちに発達障害の子がいるなんて知られたくないんだよ。
それに、世間体が気になる。」
あなたのくだらない世間体のために、
子どもの発達を促す障害にならないでくれ!!
あなたの世間体より、
その子の発達に全力を注いでいただきたい。
パパの最初の役割は
『自分の子どもの状態を信じて受け入れる事』
これから、子どもの状態に向き合って、
頑張って成長していこうとする、ママと、子どもの前に、
パパであるあなたが“立ちはだかる事”はやめてほしい。
パパであるあなたは、2人の手を取り、
引っ張っていかなくてはならないのだ。
忙しいママに、安らぎの夜を。
毎日の育児に忙しいママは、朝から夜まで忙しい。
育児には休みの日など無いのだ。
しかも、子どもが発達障害という事であれば
なおさら大変だ。
その大変さは、想像を絶するだろう。
あなたが、嫌な上司や、メンドクサイ客と仕事したところで、
勤務時間が過ぎれば解放される。
もし、あなたの会社がブラックで、働き詰めでも、
やめればいいだけの話だ。
なぜなら、嫌な上司や、メンドクサイ客とあなたは
他人なのだから。
しかし、ママは違う。
ママと共にいるのは、
血がつながっている自分の子どもだ。
その事実は一生変わらないのだ。
もしも、ママに安らぎが無く、
解放される時間がモテなければ、
たまにはパパであるあなたが子どもに絵本を読んで、
寝かしつけてはどうだろうか?
実は、アメリカの研究では、
「パパが絵本の読み聞かせをするほうが、子どもの言語能力が上がる」
という研究結果があるようだ。
もし、あなたがパパであるならば、
今夜からママの代わりに、絵本の読み聞かせをしてみてはどうだろうか?
発達障害を改善する方法とは?
発達障害に役立つ書籍や情報を厳選して、
ランキング形式にしました。
脳科学専門の澤口先生の著書
ホンマでっかTVで有名な脳科学専門の澤口先生。
あの澤口先生が書いた、発達障害を改善し、予防する方法が
本書です。
澤口先生は、発達障害の改善に取り組んでおり、
発達障害児の脳機能を検査し、
改善法を授け、結果を出してきました。
本書では、実際に澤口先生に相談がされた内容と、
どんな解決方法を教えて、どんな結果を出してきたのか。
また、本書では0歳〜7歳まで、
どのような対応をしていけばよいのかが、
事細かに書かれています。
澤口先生が書かれている、
「発達障害は改善できる」という言葉は、
発達障害児を持った親御さんに、
希望を持たせる十分な言葉でしょう。
デメリット
・文章が専門的なので読みにくい
・タイムリミットは7歳まで
メリット
・何をすればよいのかがわかる
・0歳〜7歳まですべき事としてはいけない事
・希望が持てる
感想
有名な澤口先生の著書という事で興味を持ちました。
発達障害を改善するために、かなり具体的な手順を細かい理論と共に解説しています。
自身が受けた教育相談の内容なども載っており、
自分の子どもの発達障害を改善しようとする親御さんにとっては、
とても参考になる書籍です。
改善するためのマニュアル
様々な臨床結果、臨床経験を元に、発達障害の改善方法をまとめたマニュアルです。
このマニュアルに書かれている内容は、現代の医学や一般的な常識に
とらわれていない内容になっています。
しかし、今まで実践してきた人の中には、全く効果を感じなかったという人は、
いないという、改善方法を記したマニュアルです。
マニュアルの元になっているのが、臨床結果や臨床経験なので、
既にある実績をもとにマニュアルが作られているという事です。
食事制限や、脳機能を上げるための作業を行う事により、
改善へ導くマニュアルになっています。
デメリット
・発達障害についての特徴、原因、対処法などはほぼ触れていない
・年齢制限がある
メリット
・効果が全くなかった方がいない
・何をすればよいのかが具体的にわかる
・特典が満載
感想
発達障害を改善するための具体的なマニュアルです。
また、本教材ではアスペルガーと表現していますが、
その中には、ADHD、自閉症も含まれています。
食事制限などで発達障害の改善を目指していくマニュアルですが、
既に、臨床結果が出ている方法を元に作られたマニュアルですので、
多くの方にとって、かなり実現性は高いと言えます。
育児書で大人気の著者
育児書で大人気の著者が初めて明かす
悩みながらつかんだ“笑顔”で子供と向き合うヒント
著者 立石美津子氏には、16歳になる息子さんがいます。
その息子さんは、自閉症児なんです。
赤ちゃんの時からチョットした異変に気付き、
医師からの「自閉症」と言われ、
どんな学校にするか、どんな学級にするかの葛藤など、
発達障害児を持つ親ならではの考えや気持ちが
よくわかります。
また、子供が成長する中で、様々な選択する場面に出くわしたときに、
どんなポイントで選べばよいのか。
その選択基準もよくわかるようになります。
発達障害児を持つ親なら、本書を読むことで著者の気持ちに
共感できる部分が多くあるでしょう。
デメリット
・悲観しやすい人は要注意
・“治す方法”は無い
メリット
・何が起きたのか共感が出来る
・今後の事が予想できる
・子供がすくすく育つには何が必要かがわかる
感想
発達障害のお子さんを抱えた親御さんは、
いろんな悩みを抱える事になるでしょう。
本書では、著者の経験を元に語られているので、
共感できるポイントがたくさんあります。
また、今後どのような子育てが必要になってくるか、
本書で予習することが出来ます。