発達障害児の1歳までに大切な事
発達障害は、3歳ごろにならないと
はっきりしたことはわかりません。
しかし、0歳からある程度の兆候が表れます。
目と目を合わせないとか、
一人遊びが好きなど、
そんな兆候が現れたら、
「もしかして、この子、発達障害?」
と思ってしまうかもしれませんね。
でも、10か月検診や1歳児検診などでは、
しばらく様子を見ましょうと言われることがあります。
でも、母親の勘で、
「この子は発達障害かも」と思った場合、
1歳まで、どのようなことに注意して子育てをしていけばよいでしょうか?
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母と子の密なコミュニケーション
母親との密なコミュニケーションによって、
子どもの脳の発達を促します。
密なコミュニケーションとは、笑いかけたり、語り掛けたり、
キスや、頬ずり等です。
肌と肌を接触させる事により、子どもは母親の存在を強く感じ安心感を得ます。
そのことが脳に良いのでしょう。
会話を交わす
「赤ちゃんと会話を交わしても、
理解できないから意味がない。」
と思われている方も多いと思いますが、
実はそんなことは無いです。
赤ちゃんは、ある程度の言葉を理解しています。
特にお母さんの言葉を理解しているようです。
なので、静かな環境で、ゆっくりと聞き取りやすい言葉で
楽しく話しかけるようにしましょう。
こうすることで、「話すことは楽しい」という事を
脳に植え付けることが出来ます。
ちなみに、赤ちゃんはお母さんの声が大好きです。
読み聞かせなどは、2歳〜3歳くらいまでは
お母さんが読み聞かせを行う事が適しています。
話す内容はある程度、理解するので、話す内容には注意しましょうね。
母乳を与える
母乳は赤ちゃんにとって最高の栄養食です。
母乳を与えることが赤ちゃんの脳の発達に
良い事が分かっています。
また、お母さんの乳首を吸うという行為が
赤ちゃんの脳に良いことが分かっておりますし、
実はお母さんにとっても良い事なのです。
乳首を吸われることで、お母さんの脳が母親脳になっていきます。
テレビやスマホなどのデジタル機器を出来るだけ避ける
テレビやスマホ、タブレットなど、最近では知育系のゲームなども出てくることもあり、
活用している家庭が多いかと思います。
そうしたデジタル機器の使用は出来るだけ避けるようにしてください。
もちろん授乳中にスマホを見ることもダメです。
授乳中は、赤ちゃんの目を見ながら授乳するようにしましょう。
0歳、1歳の頃にスマホやタブレットに子守をさせてしまうと、
脳の発達にとって、マイナスの方向に働いてしまいます。
この事は十分に中止ておきましょう。
発達障害を改善する方法とは?
発達障害に役立つ書籍や情報を厳選して、
ランキング形式にしました。
脳科学専門の澤口先生の著書
ホンマでっかTVで有名な脳科学専門の澤口先生。
あの澤口先生が書いた、発達障害を改善し、予防する方法が
本書です。
澤口先生は、発達障害の改善に取り組んでおり、
発達障害児の脳機能を検査し、
改善法を授け、結果を出してきました。
本書では、実際に澤口先生に相談がされた内容と、
どんな解決方法を教えて、どんな結果を出してきたのか。
また、本書では0歳〜7歳まで、
どのような対応をしていけばよいのかが、
事細かに書かれています。
澤口先生が書かれている、
「発達障害は改善できる」という言葉は、
発達障害児を持った親御さんに、
希望を持たせる十分な言葉でしょう。
デメリット
・文章が専門的なので読みにくい
・タイムリミットは7歳まで
メリット
・何をすればよいのかがわかる
・0歳〜7歳まですべき事としてはいけない事
・希望が持てる
感想
有名な澤口先生の著書という事で興味を持ちました。
発達障害を改善するために、かなり具体的な手順を細かい理論と共に解説しています。
自身が受けた教育相談の内容なども載っており、
自分の子どもの発達障害を改善しようとする親御さんにとっては、
とても参考になる書籍です。
改善するためのマニュアル
様々な臨床結果、臨床経験を元に、発達障害の改善方法をまとめたマニュアルです。
このマニュアルに書かれている内容は、現代の医学や一般的な常識に
とらわれていない内容になっています。
しかし、今まで実践してきた人の中には、全く効果を感じなかったという人は、
いないという、改善方法を記したマニュアルです。
マニュアルの元になっているのが、臨床結果や臨床経験なので、
既にある実績をもとにマニュアルが作られているという事です。
食事制限や、脳機能を上げるための作業を行う事により、
改善へ導くマニュアルになっています。
デメリット
・発達障害についての特徴、原因、対処法などはほぼ触れていない
・年齢制限がある
メリット
・効果が全くなかった方がいない
・何をすればよいのかが具体的にわかる
・特典が満載
感想
発達障害を改善するための具体的なマニュアルです。
また、本教材ではアスペルガーと表現していますが、
その中には、ADHD、自閉症も含まれています。
食事制限などで発達障害の改善を目指していくマニュアルですが、
既に、臨床結果が出ている方法を元に作られたマニュアルですので、
多くの方にとって、かなり実現性は高いと言えます。
育児書で大人気の著者
育児書で大人気の著者が初めて明かす
悩みながらつかんだ“笑顔”で子供と向き合うヒント
著者 立石美津子氏には、16歳になる息子さんがいます。
その息子さんは、自閉症児なんです。
赤ちゃんの時からチョットした異変に気付き、
医師からの「自閉症」と言われ、
どんな学校にするか、どんな学級にするかの葛藤など、
発達障害児を持つ親ならではの考えや気持ちが
よくわかります。
また、子供が成長する中で、様々な選択する場面に出くわしたときに、
どんなポイントで選べばよいのか。
その選択基準もよくわかるようになります。
発達障害児を持つ親なら、本書を読むことで著者の気持ちに
共感できる部分が多くあるでしょう。
デメリット
・悲観しやすい人は要注意
・“治す方法”は無い
メリット
・何が起きたのか共感が出来る
・今後の事が予想できる
・子供がすくすく育つには何が必要かがわかる
感想
発達障害のお子さんを抱えた親御さんは、
いろんな悩みを抱える事になるでしょう。
本書では、著者の経験を元に語られているので、
共感できるポイントがたくさんあります。
また、今後どのような子育てが必要になってくるか、
本書で予習することが出来ます。