広汎性発達障害について
広汎性発達障害とは?
広汎性発達障害とは、社会性や、コミュニケーション能力と言った、
人間の基本的な能力の発達に遅れがみられる障害の総称です。
自閉症や、アスペルガーと言った発達障害も、
広汎性発達障害に含まれます。
そのほかにも、
レット障害、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害も含まれます。
広汎性発達障害が重度の場合は、
知的障害が見られる場合もあります。
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広汎性発達障害の特徴について
大きく分けて、
社会性の障害、
コミュニケーション能力の障害、
強いこだわり、
感覚が敏感(または鈍感)
があげられます。
社会性の障害
社会性の障害もいくつかの特徴があげられます。
孤立型
人に関心が無く、同情することがありません。
呼ばれても反応が無く、視線を合わせようともしません。
受動型
人に言われたことはなんでも従ってしまいますが、
自分からは他の人への接触はしません。
また、嫌な事もすべて受け入れてしまうので、
たびたびパニックを起こすことがあります。
積極・奇異型
他人への接触を一方的に行います。
また、何度も同じことを話続けます。
コミュニケーション能力の障害
オウム返しが多く、会話が苦手な場合が多くあり、
冗談や皮肉が通じにくいという特徴もあります。
また、抽象的な文の理解が困難な場合がおおいので、
図を利用しながらの説明でないと、、
理解できない場面が多いです。
強いこだわり
物や食事、自分の行動に強いこだわりがあります。
食事にこだわりがあると偏食になりがちです。
また、元々予定されていた行動が変更されたりすると、
嫌がります。
例えば、スーパーへの買い物に行く場合など、
いつも同じ道出ないと、癇癪を起したり、
パニックになる場合が多いです。
これに関しては、僕の息子にも見られ、
買い物に行く際は、必ず、西友に行かないと、
機嫌が悪くなります。
毎週1回は行かないとダメなようです。
感覚が敏感(または鈍感)
音や、におい、触感や、衣服への肌さわりなど、
気に入らなければ、かなり嫌がります。
僕の息子も、テレビが全体に青系のフラッシュのような
映像になると、嫌がり、席を離れます。
発達障害を改善する方法とは?
発達障害に役立つ書籍や情報を厳選して、
ランキング形式にしました。
脳科学専門の澤口先生の著書
ホンマでっかTVで有名な脳科学専門の澤口先生。
あの澤口先生が書いた、発達障害を改善し、予防する方法が
本書です。
澤口先生は、発達障害の改善に取り組んでおり、
発達障害児の脳機能を検査し、
改善法を授け、結果を出してきました。
本書では、実際に澤口先生に相談がされた内容と、
どんな解決方法を教えて、どんな結果を出してきたのか。
また、本書では0歳〜7歳まで、
どのような対応をしていけばよいのかが、
事細かに書かれています。
澤口先生が書かれている、
「発達障害は改善できる」という言葉は、
発達障害児を持った親御さんに、
希望を持たせる十分な言葉でしょう。
デメリット
・文章が専門的なので読みにくい
・タイムリミットは7歳まで
メリット
・何をすればよいのかがわかる
・0歳〜7歳まですべき事としてはいけない事
・希望が持てる
感想
有名な澤口先生の著書という事で興味を持ちました。
発達障害を改善するために、かなり具体的な手順を細かい理論と共に解説しています。
自身が受けた教育相談の内容なども載っており、
自分の子どもの発達障害を改善しようとする親御さんにとっては、
とても参考になる書籍です。
改善するためのマニュアル
様々な臨床結果、臨床経験を元に、発達障害の改善方法をまとめたマニュアルです。
このマニュアルに書かれている内容は、現代の医学や一般的な常識に
とらわれていない内容になっています。
しかし、今まで実践してきた人の中には、全く効果を感じなかったという人は、
いないという、改善方法を記したマニュアルです。
マニュアルの元になっているのが、臨床結果や臨床経験なので、
既にある実績をもとにマニュアルが作られているという事です。
食事制限や、脳機能を上げるための作業を行う事により、
改善へ導くマニュアルになっています。
デメリット
・発達障害についての特徴、原因、対処法などはほぼ触れていない
・年齢制限がある
メリット
・効果が全くなかった方がいない
・何をすればよいのかが具体的にわかる
・特典が満載
感想
発達障害を改善するための具体的なマニュアルです。
また、本教材ではアスペルガーと表現していますが、
その中には、ADHD、自閉症も含まれています。
食事制限などで発達障害の改善を目指していくマニュアルですが、
既に、臨床結果が出ている方法を元に作られたマニュアルですので、
多くの方にとって、かなり実現性は高いと言えます。
育児書で大人気の著者
育児書で大人気の著者が初めて明かす
悩みながらつかんだ“笑顔”で子供と向き合うヒント
著者 立石美津子氏には、16歳になる息子さんがいます。
その息子さんは、自閉症児なんです。
赤ちゃんの時からチョットした異変に気付き、
医師からの「自閉症」と言われ、
どんな学校にするか、どんな学級にするかの葛藤など、
発達障害児を持つ親ならではの考えや気持ちが
よくわかります。
また、子供が成長する中で、様々な選択する場面に出くわしたときに、
どんなポイントで選べばよいのか。
その選択基準もよくわかるようになります。
発達障害児を持つ親なら、本書を読むことで著者の気持ちに
共感できる部分が多くあるでしょう。
デメリット
・悲観しやすい人は要注意
・“治す方法”は無い
メリット
・何が起きたのか共感が出来る
・今後の事が予想できる
・子供がすくすく育つには何が必要かがわかる
感想
発達障害のお子さんを抱えた親御さんは、
いろんな悩みを抱える事になるでしょう。
本書では、著者の経験を元に語られているので、
共感できるポイントがたくさんあります。
また、今後どのような子育てが必要になってくるか、
本書で予習することが出来ます。